リーダー行動50の紹介 No.27「評価」

■はじめに

私ども株式会社トレイクでは、管理者や職場リーダーに必要な50の行動(リーダー行動50)を提唱し、管理者・リーダーシップ向けの研修やマネジメント力に関する診断・テストなどを通じて、リーダー行動の強化を支援しています。ここでは「リーダー行動50」を一つずつ紹介します。


No.27「評価」 ~達成度と活動プロセスを把握する~

 

 

 

■「評価」とは

評価とは、目標達成度や活動プロセスを把握して、改善と成長につなげること。
目標達成度や活動プロセスを評価することで、改善やノウハウ蓄積、次なる目標設定につなげます。リーダーは、評価に役立つ情報を収集し、目標と実績の差異を測定して改善につなげ、個人やチームのノウハウを蓄積させます。

■「評価」のチカラを高めるには?

1.評価に役立つ情報を収集している

  • 正確に評価するための前提として、客観性の高い情報を集める
  • 情報をとらえるときは、事実やデータなどを正しくつかみ、考えや感情と区別する
  • 情報の入手にあたり、メンバーの報告やリーダーの3現主義(現場・現物・現実)が大切
2.目標と実績の差異を測定して改善につなげている
  • 目標と実績の差異をきちんと測り、原因を究明して、改善点を明らかにする
  • 原因は、人・仕事・仕組み・雰囲気などの観点からモレなく探る
  • 目標を達成してもさらなる改善点を探る。そもそも設定した目標が的確だったか振り返る

3.個人やチームのノウハウを蓄積して成長につなげている

  • (結果だけでなく)目標達成に至る活動プロセスについても振り返る
  • 仕事の進め方、技法、知識や考え方など、次に生かせるノウハウを蓄積する
  • メンバーの能力・意欲、メンバー間の相互作用、職場の雰囲気についても教訓にする

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株式会社トレイク(TRAIC.Ltd)

斎田真一(かえる先生)

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