マネジメント講座 「職場リーダーのための段取り力」(2)

■はじめに

私ども株式会社トレイクでは、管理者や職場リーダーに対して、さまざまなマネジメント研修を行っています。
ここでは、マネジメントのスキルに着目し、そのポイントを解説します。研修のおさらいとして、職場メンバーへの展開としてお役立てください。
今回とりあげるスキルは、「職場リーダーのための段取り力」です。

「職場リーダーのための段取り力」(2)

 

 

■”一つの仕事”の段取り力を高めるには?

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1.やることを大まか・細かに考える
2.目的・目標にあわせた手順・資源を考える
3.実行・評価・改善して、次の計画(段取り)に役立てる
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1.やることを大まか・細かに考える

・仕事の目的・目標にしたがい、やることを、あれこれ考える
・やることが大まかな場合は、細かなことへ展開する(具体的には…)
・やることが細かな場合は、大まかなことへ収束する(要するに…)
2.目的・目標にあわせた手順・資源を考える
・やることが大まか・細かに決まったら、それをもとに「手順」を組み立てる
・手順には、「単数工程」「複合工程」がある
・手順ごとに最適な「資源」(ヒト・モノ・カネ・情報・時間など)を割り当てる
・手順や資源は、「目的」「目標」にかなっていること(合目的)
3.実行・評価・改善して、次の計画(段取り)に役立てる
・計画(段取り)を立案して終わりではなく、必ず「実行」する
・結果とプロセスを「評価」し、結果にかかわらず、プロセスを「改善」する
・プロセスを改善すると、「次の計画」(=次の段取り)はより精緻になる

<次回へつづく>

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株式会社トレイク(TRAIC.Ltd)

斎田真一(かえる先生)

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