リーダー行動50の紹介 No.23「連携体制づくり」

■はじめに

私ども株式会社トレイクでは、管理者や職場リーダーに必要な50の行動(リーダー行動50)を提唱し、管理者・リーダーシップ向けの研修やマネジメント力に関する診断・テストなどを通じて、リーダー行動の強化を支援しています。ここでは「リーダー行動50」を一つずつ紹介します。


No.23「連携体制づくり」 ~協働の手続き・ルールをつくる~

 

 

 

■「連携体制づくり」とは

連携体制づくりとは、メンバーが協力して働くために、手続きやルールを作って運用すること。
役割を分担しすぎると、仕事間やメンバー間のつながりが薄れ、全体最適を見失いがちです。そこで、分担した仕事や人を連携する体制が必要です。リーダーは、連携する仕事やメンバーを明確にして、連携する仕組みづくり・場づくり・雰囲気づくりを行います。

■「連携体制づくり」のチカラを高めるには?

1.連携する仕事やメンバーが明確である

  • 役割分担しすぎると、他の人や仕事に関心がもてなくなる
  • 一方、連携しすぎると、ミーティングなどに時間が割かれ、かえって生産性が低下する
  • リーダーは、全体最適の観点から、連携する(しない)仕事やメンバーを明らかにする

2.連携する仕組み(手続き・ルール)をつくっている

  • 例えば、職務分担表やスケジュール表をつくり、メンバーの仕事や動きを共有する
  • 指示命令系統や報告・連絡・相談ルートをつくり、情報の流れを確立する
  • 誰が・何を意思決定するかのルールもつくる

3.連携を促進する場づくり・雰囲気づくりをしている

  • 連携を促進するためには、情報共有や意見交換などの場づくりが必要
  • 会議では、誰が、いつ・どこに集まり、何を話し、何を目指すのかを明確にしておく
  • メンバー同士がランチしたりおしゃべりしたりする雰囲気をつくり、リーダーが奨励する

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株式会社トレイク(TRAIC.Ltd)

斎田真一(かえる先生)

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