ひと月終えて(2019年01月)

冬のトンビがブリのおこぼれを狙っています。

ここでは、2019年1月の活動を振り返ります。

*写真は、伊根湾の舟屋を遠くからのぞみ。

■企業研修

1月は、管理職および初級管理者に向けたマネジメント研修の他に、問題解決研修などを実施しました。

問題解決に失敗するのは、正しい問題に対する間違った解を求めるというよりは、間違った問題を解くということによるほうが多い。

~ラッセル・エイコフ~

問題解決において難しいは、本当の問題は何か、その問題は解決すべき問題(=課題)なのか、その問題は無くすべきかそれとも深刻度を下げるべきか、といった点です。

つまり、問題発見・課題形成を誤ると、 Read more

著書『つくってみよう!自分流リーダーシップ』のご紹介

■本のご紹介

本の発売から3ヶ月。これまで、内容について具体的に紹介したことがないため、ここでは、少し詳しく紹介いたします。

 

『つくってみよう!自分流リーダーシップ~リーダーに必要な50の行動~』

(産業能率大学出版部)

 

■リーダーの2つのスタンス

リーダーのスタンスは2つ。

  1. チームの目標達成にむけて、心をオニにする
  2. チームの活性化にむけて、メンバーと仲良くする

2つのスタンスは、状況にあわせて、柔軟に使い分けます。

 

 

■リーダー行動の3つの領域

チームの目標達成と活性化にむけて、リーダーが行動すべき領域は3つ。

  1. 影響をあたえる(コミュニケーションとリーダーシップ)
  2. 事をなす(目標設定・PDCA・問題解決)
  3. 人をいかす(指導育成・職場づくり)

リーダーは、3つの領域をうまく運営し、 Read more

ひと月終えて(2018年12月)

平成最後の年越しに、平成という時代絵巻を読み返しています。

ここでは、2018年12月の活動を振り返ります。

*写真は、映画『ボヘミアン ラプソディ』を観て

■企業研修

12月に実施した印象深い研修のひとつに、「チームビルディング研修」があります。

チームビルディング研修といえば、メンバーで協力して成果を目指すワークをこなし、PDCAや一体感などを学ぶ内容がイメージできます。

しかし、「楽しかったけど…学習ポイントかわからない」「盛り上がったけど…職場で使いづらい」といった声に代表されるように、学習転移に課題が残ります。

その課題を何とか解決できないものかと生まれたのが、私どもの独自プログラムです。

詳しい内容はこのブログで何度か紹介していますが、簡単にいえば、 Read more

新年(2019年)のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。

昨年の国際情勢では、自国主義と米中貿易摩擦、EU経済の相対的な地位低下、信用不安の増大などが印象的でした。

国内に目を移すと、憲法改正にむけた綱引き、働き方改革と外国人人材、自然災害、平昌五輪やサッカーW杯、ノーベル医学生理学賞などの動きに注目しました。

このなか、私ども株式会社トレイクは、”困難を切り拓く組織と人の開発”をキーワードに、「研修」「学習教材」「マネジメント脳テスト」などのトレーニング・プログラムを充実させてまいりました。

新しい年、そして5期目を迎えるにあたり……

引き続き、学び・働き・成長する人を応援するために、(1)現在のプログラムの品質向上、(2)楽しくて役に立つ新しいプログラムの開発を強化いたします。

引き続きご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

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~学びをトレーニングして前へいく~

株式会社トレイク

代表取締役 斎田真一

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ひと月終えて(2018年11月)

冬支度を終えた樹木は、雪に耐え、春に備えて広く深く根を張ります。

ここでは、2018年11月の活動を振り返ります。

*写真は、弘前市立山車展示館(撮影は自由だそうです)

■企業研修

11月は、さまざまな研修を行いました。

例えば、マネジメント研修に若手・中堅社員研修。各種ビジネススキル系研修にメンタリング研修です。

ビジネススキル系研修のなかでも、「トレンド情報を活用したビジネスのアイデア発想研修」では、参加した方々がトレンドに強い関心を示していました。

ただ、トレンド情報をもとにビジネスのアイデアを発想するワークでは、 Read more

ひと月終えて(2018年10月)

寒さと温かさが攻守交代する秋も、寒さが優勢になってきました。

ここでは、2018年10月の活動を振り返ります。

*写真は、盛岡城跡公園の紅葉

■企業研修

10月は、初級管理者向け、新任課長級向けに、「マネジメント研修」を実施しました。

マネジメントの基本的な考え方と技術を学ぶとともに、”転ばぬ先の杖”として、今後のマネジメントで遭遇するリスクに対処するトレーニングも行いました。

また、拙著『つくってみよう!自分流リーダーシップ』に載る「リーダー行動50」(リーダーに必要な50の行動)の発揮度について、研修の場で調査しました。(ご協力ありがとうございました。)

なかなか考えさせられるデータもあり、今後プログラム開発などに役立てたいと思います。

■教材開発

この頃、働き方改革の影響からか、管理者や職場リーダーの Read more

ひと月終えて(2018年09月)

「人間は、この世界の中で一番やさしいものだと聞いている。そして可哀そうな者や頼りない者は決していじめたり、苦しめたりすることはないと聞いている……」

(小川未明『赤い蝋燭と人魚』より)

ここでは、2018年09月の活動を振り返ります。

*写真は、上越市・船見公園の人魚像と夕陽

■新刊

おかげさまで、拙著『つくってみよう!自分流リーダーシップ』が発売になりました。

*詳細はこちら

執筆を本格的に始めたのは年明けからですが、構想は数年前からですし、すでに「マネジメント見えるカード」を使った研修も行っているため、ゼロから書いたという感じではありません。

*研修の概要はこちら

それでも、書き上げるのに悪戦苦闘して、自分の至らなさを痛感しました。完成できたのも、たくさんの方の支えがあってこそです。

■企業研修

9月は、「マネジメント研修」を中心に、職場マネジメントに必要なスキルである「目標設定」「問題解決」「部下指導」「チームビルディング」などの研修を担当しました。

嬉しいことに、 Read more

著書『つくってみよう!自分流リーダーシップ』の発売について

■著書の発売について

このたび、拙著『つくってみよう!自分流リーダーシップ~リーダーに必要な50の行動~』(産業能率大学出版部)が発売されました。

<リンク先:産業能率大学出版部>

http://www.sannopub.co.jp/db_book.php?bkc=5760

内容は、職場リーダーに必要な50の行動をカードで見える化したうえで、等身大のリーダーの事例をもとにカードを組み立て方を学び、読者流のリーダーシップをつくりあげるものです。

<書中引用>

 この本は、職場で初めてリーダーになった方、リーダーのあるべき行動がわからない方、リーダーとしての経験を整理して今後の成長につなげたい方、部下・後輩を育てたい方、リーダー候補として将来飛躍したい方のヒントになればという思いからできあがりました。

読者の皆さんの道を少しだけ照らし、そっと背中を押せるものになれば幸いです。

■リーダー行動カードについて

巻末には、付録として、50枚のリーダー行動カードがついています。

4年前のある研修で、職場マネジメントに必要なリーダーの行動を、 Read more

ひと月終えて(2018年07月)

結核を患う正岡子規が自称した「獺祭魚」。

私の祭儀と化した執筆を終えても、書物は魚のごとく並んだままです。

ここでは、2018年07月の活動を振り返ります。

(写真は、高千穂峡)

■創業11年目

おかげさまで、創業して10年が過ぎ、11年目に入りました。

「働く人の学びを支援する」をコンセプトに、「本質的で役立つもの」「少し変わっているもの」を価値として「スモールビジネスで」「確実に」提供することを心がけてきました。

株式会社トレイクの代表者として、講師・コンサルタントとして、 Read more

ひと月終えて(2018年06月)

~深梅雨や犬一匹がとぼとぼと~(馬魚)

ここでは、2018年06月の活動を振り返ります。

(写真は、岩手県二戸市の馬仙峡から仰ぐ)

■企業研修

6月は、管理者研修やビジネススキル系の研修を担当しました。

新任管理職の悩みについては、このブログでよく記していますが、研修で「管理職になった気持ち」をたずねると、今回も8~9割がネガティブな言葉を口にしました。

ただ、「どうしようもない」「このままではいけない」と思い直すのが早いのも管理職の特徴。

研修で参加者と語り合い、マネジメント・スキルを学ぶうちに、 Read more

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