リーダー行動50の紹介 No.48「意識改革」
■はじめに
私ども株式会社トレイクでは、管理者や職場リーダーに必要な50の行動(リーダー行動50)を提唱し、管理者・リーダーシップ向けの研修やマネジメント力に関する診断・テストなどを通じて、リーダー行動の強化を支援しています。ここでは「リーダー行動50」を一つずつ紹介します。
No.48「意識改革」 ~理想と現状と探究心をもって取り組む~
■「意識改革」とは
意識改革とは、これまでの考え方や取り組み姿勢を、良い方向へと変えること。
人の意識は簡単には変わりませんが、改革できれば大きなエネルギーになります。リーダーは、人の意識についての理想と現状と探究心を持ち、メンバーの意識を把握し、高めるべき意識を重点化して、適切な方法で変えます。
人の意識は簡単には変わりませんが、改革できれば大きなエネルギーになります。リーダーは、人の意識についての理想と現状と探究心を持ち、メンバーの意識を把握し、高めるべき意識を重点化して、適切な方法で変えます。
■「意識改革」のチカラを高めるには?
1.メンバーの意識を把握している
- 意識は何かの反応となり現れるので、メンバーの発言・態度・行動を観察して意識を探る
- 反応が現れにくいなら、新しい仕事を与えたり新しいメンバーと組ませて刺激を与える
- メンバーの反応に対して理由を問い、その中から潜在的な意識を探る
2.高めるべき意識を重点化している
- 意識をあれこれ変えようとすると皆疲弊するため、高めるべき意識を重点化する
- 重点化する意識は、問題意識(問題はないか)、危機意識(放置するとさらに悪くなる)
- 当事者意識(自分たちの責任ととらえ自分たちで解決を図る)も重点化する
3.適切な方法で意識を変えている
- リーダーが直接的に働きかける意識改革法は、価値観の共有・指導・仕組みづくりなど
- 間接的に働きかける意識改革法は、キーパーソンの活用、他部門やお客様の声の利用など
- メンバーの、孤立するのは嫌だ、称賛されたいという欲求を刺激する意識改革法も有効
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斎田真一(かえる先生)
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