リーダー行動50の紹介 No.41「キャリア開発の支援」
■はじめに
私ども株式会社トレイクでは、管理者や職場リーダーに必要な50の行動(リーダー行動50)を提唱し、管理者・リーダーシップ向けの研修やマネジメント力に関する診断・テストなどを通じて、リーダー行動の強化を支援しています。ここでは「リーダー行動50」を一つずつ紹介します。
No.41「キャリア開発の支援」 ~育成に将来キャリアを~
■「キャリア開発の支援」とは
キャリア開発の支援とは、メンバーが主体的に自分のキャリアを考えるように促し、実現に向けて支援すること。
働く人のニーズが多様化するなか、メンバーのキャリアにもとづく育成が大切になってきました。リーダーは、メンバーにキャリアを主体的に考えさせ、メンバーのキャリアビジョンを把握して、経験の場を提供します。
働く人のニーズが多様化するなか、メンバーのキャリアにもとづく育成が大切になってきました。リーダーは、メンバーにキャリアを主体的に考えさせ、メンバーのキャリアビジョンを把握して、経験の場を提供します。
■「キャリア開発の支援」のチカラを高めるには?
1.メンバーにキャリアを主体的に考えさせている
- まず、次の2つの軸から、キャリアを考える大切さを伝える
- 過去・現在・未来の時間軸と、メンバーを取り巻く人や仕事の広がりの空間軸
- さらに、リーダーの経験を語り、知識を授け、ロールモデルを紹介し、刺激を与える
2.メンバーのキャリアビジョンを把握している
- 期首・期中・期末の面談などで、メンバーのキャリアビジョンを聞く
- キャリアビジョンが定まっていないメンバーへは、気持ちや考えを引き出し、助言する
- 一覧表に整理し、どのメンバーに、いつ、何の経験をさせるかを考える基礎資料にする
3.キャリアビジョンの実現に向けて経験の場を提供している
- メンバーのキャリアビジョンにかなう仕事を与え、能力や経験に応じて自由裁量を与える
- メンバーの創意工夫を見守り、一皮むける経験にさせる
- 一緒に経験を振り返り達成感・成長感を抱かせ、さらに今後希望する仕事内容を確認する
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斎田真一(かえる先生)
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