リーダー行動50の紹介 No.33「解決策の立案」

■はじめに

私ども株式会社トレイクでは、管理者や職場リーダーに必要な50の行動(リーダー行動50)を提唱し、管理者・リーダーシップ向けの研修やマネジメント力に関する診断・テストなどを通じて、リーダー行動の強化を支援しています。ここでは「リーダー行動50」を一つずつ紹介します。


No.33「解決策の立案」 ~好ましい方向へ向かう具体策を立てる~

 

 

 

■「解決策の立案」とは

解決策の立案とは、問題を好ましい方向にするための具体策を立てること。
解決策の良し悪しは問題解決に大きく影響するため、斬新な解決策、具体性のある解決策、限られた資源の中で優先的に着手する解決策の立案が大切です。リーダーは、解決策をいくつも考え、具体性を追求し、優先的に着手する解決策を選びます。

■「解決策の立案」のチカラを高めるには?

1.解決策をいくつも考え出している

  • 解決策がひとつだけでは効果性に疑問。行動しながら他の解決策を考えるようでは非効率
  • 解決策を立案する段階で、「他の解決策は? 他の解決策は?」といくつも考え出す
  • 一つの解決策から他の解決策を連想するのも効果的

2.解決策は具体的である

  • 解決策が具体的でないと行動に移すことができない
  • 解決策を考えついたら、「どのように? どのように?」と具体性をつきつめる
  • いくつもの解決策を時系列でつなぎ、ストーリー仕立てにするのも効果的

3.優先的に着手する解決策を選んでいる

  • 複数の解決策を考えたら、資源に限りがある中、優先的に着手する解決策を選ぶ
  • 選ぶ基準は、効果性(効果はどれくらいか)、費用性(コストはどれくらいか)
  • 実現性(実行・実現できるか)、リスク可能性(別の問題が噴出しないか)も考慮する

kaeru-sensei

================

株式会社トレイク(TRAIC.Ltd)

斎田真一(かえる先生)

================

 


■関連リンク

▼書籍

▼調査

▼研修