リーダー行動50の紹介 No.24「実行計画」
■はじめに
私ども株式会社トレイクでは、管理者や職場リーダーに必要な50の行動(リーダー行動50)を提唱し、管理者・リーダーシップ向けの研修やマネジメント力に関する診断・テストなどを通じて、リーダー行動の強化を支援しています。ここでは「リーダー行動50」を一つずつ紹介します。
No.24「実行計画」 ~具体的な行動を決める~
■「実行計画」とは
実行計画とは、目標を達成するために必要な具体的な行動を、予め決めること。
実行計画は、目標達成に向かう道筋であり、資源を集中させ、メンバー間の協力を促し、進捗管理を行う土台となります。リーダーは、実行計画を、目標達成につながる内容にして、具体的で見える化させ、進捗の確認や結果の評価ができるようにします。
実行計画は、目標達成に向かう道筋であり、資源を集中させ、メンバー間の協力を促し、進捗管理を行う土台となります。リーダーは、実行計画を、目標達成につながる内容にして、具体的で見える化させ、進捗の確認や結果の評価ができるようにします。
■「実行計画」のチカラを高めるには?
1.目標の達成につながる内容である
- 目標が達成できない、コスト・納期がオーバーといった根本には、実行計画の拙さがある
- 実行計画を立案するときは、目標達成に向けて行うべきことを、逆算的・段階的に考える
- 行うべきことは、品質・コスト・納期のバランスにも注意する
2.具体的で見える化されている
- 実行計画を立案しても、内容が抽象的では役に立たない
- 何を、誰が、いつから、いつまで、どのように、何の資源を使ってを、具体的に考える
- ガントチャートやスケジュールネットワーク図などで見える化し、全員で認識をあわせる
3.進捗の確認や結果の評価ができる
- 目標達成までの期間が長く、また水準が高いと、順調に進んでいるのかわかりにくい
- 品質・コスト・納期について、マイルストーンと呼ばれる区切りごとの目標を設定する
- マイルストーンを達成し最終目標に向かっていくと、確実性が増し、意欲も高まる
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斎田真一(かえる先生)
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