リーダー行動50の紹介 No.09「前向き」
■はじめに
私ども株式会社トレイクでは、管理者や職場リーダーに必要な50の行動(リーダー行動50)を提唱し、管理者・リーダーシップ向けの研修やマネジメント力に関する診断・テストなどを通じて、リーダー行動の強化を支援しています。ここでは「リーダー行動50」を一つずつ紹介します。
No.09「前向き」 ~活力のもととなる~
■「前向き」とは
前向きとは、今よりもさらに良くしようという気持ちや考えのこと。
リーダーの前向きさは、チームの活力のもととなり、最後まであきらめない気持ちになります。リーダーは、物事をプラスにもマイナスにも柔軟にとらえ、自分たちならできるという気持ちと、強い願望や責任感を持ちます。
■「前向き」のチカラを高めるには?
1.物事をプラスにもマイナスにも柔軟にとらえることができる
- 例えば、納期が迫る中、「まだ大丈夫」とプラスにとらえて気持ちを落ち着かせる
- 一方、「もう時間がない」とマイナスにもとらえたえうで、打ち手を考える
- マイナスにとらえる心理的な要因をつかんで、改善に努める
2.自分たちならできるという気持ちをもっている
- 「自分たちならできる!」という気持ちは、どこから生まれるか考える
- <例>成功体験、実績、暗示と自信、必要な資源・方法、信頼と協力、気力・体力の充実
- リーダーはこうした気持ちが芽生えるよう、職場の環境を整える
3.強い願望や責任感をもっている
- 願望や責任感は、何かしらの欲求の裏返し
- リーダーは、自身やメンバーの欲求を刺激し、願望や責任感へと生まれ変わらせる
- <例>役に立ちたい、自分らしくありたい、やりとげたい、一緒にいたい、褒められたい
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斎田真一(かえる先生)
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