リーダー行動50の紹介 No.07「取りまとめ」

■はじめに

私ども株式会社トレイクでは、管理者や職場リーダーに必要な50の行動(リーダー行動50)を提唱し、管理者・リーダーシップ向けの研修やマネジメント力に関する診断・テストなどを通じて、リーダー行動の強化を支援しています。ここでは「リーダー行動50」を一つずつ紹介します。


No.07「取りまとめ」 ~情報を集約したり心をひとつにする~

 

 

 

■「取りまとめ」とは

取りまとめとは、チーム内外の情報を集約したり、メンバーの心をひとつにしたりすること。
チーム内外の情報は意思決定に役立ちますし、メンバーの心の集まりは活性化につながります。リーダーは、チーム内外の情報とメンバーの心をひとつに取りまとめ、活動の方向性を考えます。

 

■「取りまとめ」のチカラを高めるには?

1.チーム内外の情報を取りまとめている

  • チームの外部情報について、組織の方針、関連部門からの要請、市場の動向などを集める
  • チームの内部情報について、メンバーの活動状況や意見・要望などを集める
  • 取りまとめる項目を予め決めたうえで、情報を効率的に収集・整理する

2.メンバーの心をひとつに取りまとめている

  • 魅力的なビジョンや目標をメンバーと共有する
  • メンバーの考えにも耳を傾けつつ合意を形成する
  • メンバーから信頼を集めているキーパーソンの力も借りる

3.取りまとめたことをもとに活動の方向性を考えている

  • 取りまとめたことから、何が言えるかを意味づけ、何をすべきかの方向性を考える
  • 方向性実現の具体策を考えるときは、さらに情報を取りまとめる
  • 方向性と具体策が定まっていれば、収集する範囲を絞ることができる

kaeru-sensei

================

株式会社トレイク(TRAIC.Ltd)

斎田真一(かえる先生)

================

 


■関連リンク

・書籍

『つくってみよう!自分流リーダーシップ』の発売について

・調査

「リーダー行動50についての調査と考察(1)」

「リーダー行動50についての調査と考察(2)

「問題発見・解決力の調査と考察(1)~」

「困難な状況を切り拓くリーダー行動の調査と考察(1)~」

・研修

「職場リーダーのための職場活性化トレーニング」

「”マネジメント見えるカード”を使った研修」