管理者のための「部下面談研修」
管理者のための「部下面談研修」を受講した皆さん、おつかれさまでした。
朝一番の、「やっぱりコミュニケーションが基本」という経営者のメッセージは、シンプルでしたが説得力がありました。
それに対して、「そんなの当たり前だよ」といわんばかりの表情。「いまさら学ぶものはない」という声ももれていました。
このことを私が指摘して、ほどよい緊張と苦笑いのなかで研修が始まりましたね(笑)
研修でも言いましたが、「コミュニケーション」という言葉は多くの人が使っていますが、その意味あいは曖昧で、人によってとらえ方が違います。
「コミュニケーションとは?」ときかれると、さまざまな観点からさまざまな答があることでしょう。
<例>
- 関係者・・・・・・・1対1、1対複数など
- 情報の中身・・・事実情報、感情情報など
- 種類・・・・・・・・・雑談、対話、議論、説明、傾聴など
- 方法・・・・・・・・・対面、電話、メールなど
この研修で大切にしたかったのは、コミュニケーションという言葉を思い浮かべたら、「誰と誰が、何の情報を、どのような種類・方法で、伝達・共有するのか」を、あらかじめ整理することです。そうすることで、部下面談がより適切に行われるからです。