ひと月終えて(2017年07月)

川辺のひまわりが一斉に東を向き、朝日をあびています。夜には祭りの囃子が聞こえてきます。

ここでは、2017年07月の活動を振り返ります。

*写真は「那須どうぶつ王国の、おいでナスくん」

 

■企業研修(マネジメント系)

前月は課長級などの管理職研修がメインでしたが、7月は主任・係長級などの研修がピークを迎えました。

主任・係長級になると、個人の活動・成果を中心にしていた次元を超えて、最小ユニットのリーダーとして、チームとしての活動・成果を意識する必要があります。

受講者の多くは、その意識はあるものの、いざメンバーを活用する場面になると、「遠慮して指示できない」「命令調が強すぎる」「指示しても思うように動いてくれない」「自分でやったほうが早い」などの状態が生じます。

マネジメントの世界に本格的に踏み込むためには、この状態の克服が最初の関門です。

また、マネジメント・スキル(職場の目標設定と問題解決、メンバーの指導・育成と活性化など)は、これまで上司・先輩の姿を見つめていましたが、いよいよ自分が実践する番です。

研修では、講義や演習を、上司・先輩のやり方や自分の経験則に照らして理解を深める様子が印象的です。一方、これまでのやり方と違う考えや技術に戸惑う方がいるのも事実。こうした方には、理論と実践を行き来して自分の考えを整理することをお勧めします。考えるのをやめてしまうと、これまでのやり方に戻ってしまうので、粘り強く行き来することが肝要です。

皆さんの活躍を応援しています。

■企業研修(ビジネススキル系)

7月は、ビジネススキル系として、「競合的および協調的コミュニケーション研修」を実施しました。

まず、「競合的コミュニケーション」においては、ディベート(教育ディベート)をとり入れました。研修当初は感覚的だった受講者が、次第に論理的にコミュニケーションをとるようになり、頼もしさを感じます。

反面、理屈が過ぎたり勝ち負けにこだわると、相手の心を動かすことが難しいことも体験的にわかったようです。

そこで、研修後半は、Win-Winと満足の最大化を目指す「協調的なコミュニケーション」を学習しました。

論理と情緒をフル活用した説得と共感のコミュニケーション・トレーニングは相当疲れたようですが(笑)、最後までやり遂げ、実践へのヒントをつかんで教室を後にする受講者の背中に向かって、「がんばって!」と(心の中で)語りかけていました。

■経営管理

7月は上期(2017年6月期)決算がまとまりました。

なによりもお客様に感謝の気持ちでいっぱいです。活躍してくれたパートナー・スタッフにも労いの言葉をかけました。

思うようにいかないことや、もっと頑張れたのに…と感じる点はぜひ反省して、下期の活動に生かしたいと思います。

■旅

旅は私にとってエネルギーの補給源。

7月は予定が2件急きょ空いたため、これ幸い?とばかりに小旅行に出かけました。

那須では高原の涼しい風にあたり温泉の熱い湯をいただきました。

国東では、念願の「熊野磨崖仏」と「富貴寺」を訪れました。

熊野磨崖仏では、磨崖仏めがけて鬼が一夜で作ったといわれる険しくゴツゴツした石段をのぼる途中、「信心を石段で見る磨崖仏」という標石にむかって、「まさにそのとおりだ…」と語りかけるも、はずんだ息で声になりませんでした。

 

kaeru-sensei

================

株式会社トレイク(TRAIC.Ltd)

斎田真一(かえる先生)

================