著書『つくってみよう!自分流リーダーシップ』のご紹介

■本のご紹介

本の発売から3ヶ月。これまで、内容について具体的に紹介したことがないため、ここでは、少し詳しく紹介いたします。

 

『つくってみよう!自分流リーダーシップ~リーダーに必要な50の行動~』

(産業能率大学出版部)

 

■リーダーの2つのスタンス

リーダーのスタンスは2つ。

  1. チームの目標達成にむけて、心をオニにする
  2. チームの活性化にむけて、メンバーと仲良くする

2つのスタンスは、状況にあわせて、柔軟に使い分けます。

 

 

■リーダー行動の3つの領域

チームの目標達成と活性化にむけて、リーダーが行動すべき領域は3つ。

  1. 影響をあたえる(コミュニケーションとリーダーシップ)
  2. 事をなす(目標設定・PDCA・問題解決)
  3. 人をいかす(指導育成・職場づくり)

リーダーは、3つの領域をうまく運営し、チームの目標達成と活性化を目指します。その結果、組織全体の方向性の実現に貢献します。

 

 

■リーダー行動カード

本の巻末には付録があります。リーダーの行動を50枚のカードにした「リーダー行動カード」です。

付録を開くと、リーダー行動の名称とイラストが登場します。イラストは、私が研修でホワイトボードに描いているイラストです。カードは点線にそって切ることができますが、ミシン目は入っていませんのでハサミをご用意ください(笑)

 

本の中では、50のリーダー行動について、それぞれ詳しく解説しています。

  • どんなときに発揮するの(カードを使うの)?
  • (リーダー行動50の各名称)のチカラを高めるには?

 

さらに、10人の等身大のリーダーの事例も紹介しています。事例を読み、そのリーダーがどのようなリーダー行動を発揮しているかを、カードを組み合わせて見える化できるようにしました。

 

 

■重点的にリーダー行動を強化する

50のリーダー行動は代表的なものばかりですが、読者によっては、すぐに強化すべき行動と、そうでない行動があることでしょう。この本では、どんどん実践すべき行動、できるだけ早く克服すべき行動に分類できるようになっています。

一方、行動を発揮する機会づくりから始めるもの、いまは強化に取り組まないものにも分類できます。濃淡をつけて、本当に必要な行動から、重点的に強化していただきます。

 

■本の応用

付録のリーダー行動カードは、私どもトレイクの、管理者研修やリーダーシップ研修で活用しています。参加者の、これまで・これからのリーダー行動を考えたり、等身大のリーダーの行動を研究したりするときに使用します。

また、50のリーダー行動は、クライアントの「リーダーシップ診断」「職場診断」、または各種調査における50の項目となります。私どもの「マネジメント脳テスト」(マネジメント知識・思考力テスト)の試験範囲としても、活用を広げる予定です。

 

■この本が皆さまの成果と成長の一助になれば何よりです。

 

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株式会社トレイク(TRAIC.Ltd)

斎田真一(かえる先生)

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