ひと月終えて(2017年03月)

桜の季節、東北新幹線に乗車すると、「上野」散り始め、「宇都宮」満開、「福島」5分咲き、「仙台」咲き始め、「盛岡」つぼみに雪というように、桜前線をかけぬけることができます。

ここでは、2017年03月の活動を振り返ります。


*写真は荒城の月の舞台といわれる「岡城址」

■企業研修

3月は、年間をとおして実施してきた次世代リーダー育成プログラムの成果発表会が数件ありました。1年をとおしてマネジメントの考え方と技術を学び、職場課題を形成して解決に取り組み、成果と成長を経営幹部に発表するものです。

発表会は受講者にとって晴れ舞台。私は講師席から発表がうまくいくように祈るだけです。そんな心配をよそに落ち着いて発表していましたが、成果が少ない内容、成長が見られない内容には幹部から容赦ない指摘が。次世代リーダーとして考えと行動を磨くために、ここが踏ん張りどころです。

また、3月は、新年度に向けてお客様との打合せや定型プログラムの見直しを行う時期です。ご要望をもとにプログラムを改善したり新規開発できる、ありがたい機会です。

パートナー講師の活躍もうれしいことです。お客様から指名していただけるようになり、喜びいっぱいですが、手を取り合ってもっと良いものを目指してまいります。

■研究会

3月は様々な研究会にも参加しました。

ダイバーシティ、ハラスメント、コンプライアンスに加え、働き方改革なども重要なテーマに。職場マネージャーの注意義務は多様化・複雑化していますので、研究会を通じて、各テーマの実態を把握したり、実現可能な対処策を整理して、今後のプログラム開発やコンサルティングに生かしたいと思います。

■調査活動

3月は、2月に実施した問題発見・解決に関する意識・行動調査を集計・分析しました。

*詳しくはこちらのブログをご覧ください。

総じていうと、「課題形成」「解決策立案」「問題解決行動と評価・改善」は強いのですが、「問題発見」「原因分析」は弱いことがわかりました。問題と原因を因果関係で構造化して本質的な原因を発見するトレーニングの必要性を感じます。

 ■経営管理

1月から新会計年度に入り暫定の予算で走っていましたが、3月に予算が確定しました。新年度は費用構造が大きく変わるため、心して取り組みたいと思います。

とはいえ、お客様と社会に貢献するという基本理念は変わりません。取り組みたい施策が盛りだくさんで楽しみです

 ■休暇

3月は、大分県竹田の岡城址を見学しました。滝廉太郎の出身地であり荒城の月を創作した舞台ともいわれます。幽玄かつ堅剛な守城で感激もひとしおでしたが、感激のあまり?高熱を出してしまいました…。宿ではおいしい料理も用意してもらったのですが、ほとんど手つかずでした(すみません…)。

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株式会社トレイク(TRAIC.Ltd)

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斎田真一(かえる先生)

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